| ウインズリペアー工房
ご紹介
 
  《ウインズはお客様の大切な道具をしっかりサポート致します。》 『私のボード修理のこだわりは、強度を保ちつつ軽量仕上げ&満足できる塗装仕上げであります。』
 修理ボード紹介①
 さてさてボードリペアーも日々忙しい状況ではあります。
 こんな時期なので、どのように大破したボードが完成していくのか日々アップしていきたいと思います。
 この画像ボードは岩に激突し大破したボード。海水の浸入が激しいと修理不能になるのですが、海水浸入無で
 ギリギリセーフ。
 まずは割れた硬質フォームの作り直し。割れたフォームを取りだしてデビニセル素材で硬質フォームをきっちり
 入れ替える。
 その手順はガラスクロスを一層、硬質フォーム敷き詰め、カーボン一層、その上にガラスクロス一層。
 エポキシ樹脂を充分に垂らし込ませ、そしてグラス上に同じ大きさの木切れを当てがい、圧力を加えてウエイティング。
 
    リペアー1日目 画像は切れ端ですが、グラス、デビニセル、カーボンクロス、グラスの順で、現在作られている状態と全く同じように
 再製される。それでは樹脂が完全に硬化し次第次の工程に入ります。
 
 昨日夕方、樹脂が完全硬化した後、まずはサンダーでサンディング。
 その後40番の布ペーパーそして100番の耐水ペーパーで大方の仕上げ。
 1回目の樹脂添付だけでは必ずデコボコが現れるので、2回目のエポキシ樹脂&ガラスクロス添付となる。
 そして完全硬化を待ちまたウエイティング、2日目の作業開始という運び。
 余分な厚みは、またサンダーで除去。そして昨日と同じ工程で60番の布ペーパー、100番の耐水ペーパー
 180番の耐水ペーパー、240番の耐水ペーパーと仕上げが順にされる。
 そして出来上がった画像がこれです。
 
    リペアー2~3日目。 樹脂がカーボンクロスまでガッチリ浸み込み強度はバッチリ保持。
 大体の凹凸もなくなり全体のラインもあったところで、次はエポキシパテによる仕上げ工程に入る。
 ミクロン単位で凹凸を無くし小さなピンホール穴を埋めて、素晴らしい仕上げに繋げる重要な作業である。
 パテが完全効果するまでまた暫くウエイティング。
 
 かなり順調な仕上がり具合。昨日は海から帰って直ぐに作業開始。
 夕方にはエポキシパテが乾き1回目のパテ水研ギ開始、100番の耐水ペーパーそして180番の耐水ペーパーそして
 240番の順で行われる。もはやボトム面は真っ平ら状態。
 しかしながらこれだけの大きな面だとどうしても1回のパテだけでは極小さなピンホールが存在したりする。
 2回目のパテ塗りをしてウエイティング。今日を迎えるという運び。
 まずはパテ2回目の水研ギ開始、180番スタート、240番、400番まで水研ぎされる。
 出来上がった状態はこれ
 
    リペアー4日目。 次なるは塗装前の下地処理。まずはマスキングをガッチリと。
 そして、最近流行りのカーボンルック仕上げをする為に、塗装の下地処理塗装を施しウエイティング。
 明日塗装後は、リペアー跡が全く分からない状態に仕上がる見込みでございます。
 
 昨日は下地処理塗装を施しておいたので、今日は表面の塗料吹きつけ作業。
 よろしい加減で塗料を吹きつけ後、乾燥を待ち、極上仕上げに向けて水研ギ開始。
 塗装⇒水研ぎ、塗装⇒水研ぎ、塗装⇒水研ぎ、3回ほど繰り返される。
 耐水ペーパーは240番と400番で仕上げていく。
 出来上がりが気に入らなければ、再度この作業を続け、納得した時点で終了。
 
    リペアー5日目。 マスキングテープ剥がして終了。《見た目、修理後は全く分かりません。重量も全く元のまま。》
 *同じ大きさのJPステッカーは現在本国にオーダー中。ステッカーが来るまでそのまま乗っていても構いませんよ。
 
 リペアーボード紹介②
 今日ご紹介は、2週間前にクイに乗り上げてボトム損傷加えてノーズ破損のボード修理のボード。
 先週末から作業開始し本日仕上がり見込みです。
 
  ボトムは特に損傷が酷く、中のスチロール面が出た状態。
二週間乾燥。 
    修理1日目、樹脂含浸。 ガラスマット、デビニセル、カーボンクロス、ガラスクロスの順。
 
    修理2~3日目。 先日のボード修理でご紹介のようにボトム面は、面が合うまで樹脂添付&研磨を続ける。硬度はガチガチに仕上がり。
 
    修理4日目。 パテ仕上げでツルツル仕上がり。
 
    本日、修理5日目。 マスキング後に塗装。カーボンルック仕上げの為、ホワイトでもイエローでもない特殊塗装を施す。
 ツヤ有り、ツヤ無し、ボカシ、各所妥協は一切無し。最後にデッキ面はノンスリ加工し終了。
 修理後は100%分かりません。完璧な仕上がりです。
 日々気温が低く、ドライヤーと電気ストーブで温めながらの作業でした。
 
 修理ボード紹介③
 下画像はノーズ破損修理。
 キズ部分を大きく剥がし取る⇒乾燥⇒カーボンクロス&ガラスクロスを樹脂で添付⇒圧力加えて固める⇒
 一次仕上げ⇒パテ添付⇒2次仕上げ⇒マスキング⇒塗装(レイルはツヤ有、デッキはツヤ無)⇒ノンスリップ加工⇒
 仕上がり。
 
        
    修理後は100%分かりません。
 
 修理ボード紹介④RRDボードリペアーの紹介。
 それでは
今回は現在預かっております修理ボードで激しそうなボードリペアーを紹介しましょうか。
 デッキ面が割れてペコペコ状態で激しい剥離と海水の浸入もあ有り、通常なら修理不能と言いたい状況ですが。
 本人の意向もありやむなくお引き受け。
 1、①まずはデッキ面を剥がし毎日天日干し(2週間かけて乾燥)、フォーム等の湿気を完全に除去。
 
  2、修理1日目
 ②ガラスマットを敷き詰めてスチロールの面を再製。エポキシ樹脂にて。
 ③縦方向にはストリンガー(カーボン製角材)をスチロールにはめ込み強度アップ。
 ④割れたデビニセルをはめ込み、圧力を掛けて硬化待ち。エポキシ樹脂にて。
 
     3、修理2日目
 ⑤デビニセル面がバッチリ再製。既にこの時点でガチガチに硬く仕上がっております。
 ⑥次は剥ぎ取ったカーボンケブラー素材を特殊処理で塗装だけ剥がし再利用。
 継ぎ接ぎ面を合わせ強度維持、クロスが足りなくなったら同じケブラーカーボンを追加するという細かい作業
 も追加。)
 ⑦エポキシ樹脂を緩い硬化速度でしっかりと圧をかけて硬化待ち。
 
      4、修理3日目
 ⑧ケブラーカーボンのデッキ面完全に再製されて、修理したのか既に分からない状態。もちろんカチカチ仕上がり。
 ⑨面がツライチになるまでガラスクロス&エポキシ樹脂⇒研磨、ガラスクロス&エポキシ樹脂⇒研磨、で
 下の作業を繰り返す。地道な作業が続く。
 
      明日も、面合わせ作業が繰り返し一日残る。
 5、修理4日目
 ⑩最終カーボン仕上げまで到達。
 ⑪パテ仕上げ開始。完全硬化を待ちサンディング仕上げ。
 
     6、修理5日目
 ⑫マスキング。
 ⑬塗装、流行りのカーボンルック塗装の為にもケブラー素材で元道り修理という運びです。
 
    ⑭デッキパット貼り付け。これも元道りに接着。
 ⑮デッキパット補修。継ぎ接ぎ面はシリコン加工。
 元々破れたままのデッキパット状態でしたが、そのままお渡しするのも失礼ですので、同じ厚みのデッキパットを
 付け加え補修。
 
    ⑯さて最終仕上げ、さらにもう一度デッキ面に塗装しサンディング。
 ⑰デッキにワンポイント入れてノンスリ加工。カーボンルックで素晴らしい仕上がりとなります。
 他にもいろいろ修理ボードの紹介
 
    ボトム割れ修理⇒文字入りエナメル仕上げ。
 
       ボトム割れ&デッキ数カ所割れ⇒通常塗装仕上げ。
 スターボードデッキリペアー
 
     バーレーへっズボードノーズリペアー。
 
     
 【下の写真はセイルのリペアーの一例です。】
 1パネル交換&ミニバテン交換の場合
 
  ⇒   
 1パネル交換
 
  ⇒  《その他、バテン交換、スリーブ修理、等々、何でもリペアー致しております》
 
 《ウインズ安心修理方法の実施》
 *各修理は、先にお見積もりをして、お客様の御納得いただける御料金で決定、
 それから修理に取り掛かっております。
 
 
 
 
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